食餌のお世話
さて、最後にスナネズミの毎日の糧!エサについてまとめてみました。質問がありましたら聞いて下さいね。
1.一日のエサの量
 スナネズミ一匹の一日に必要とするエサの量は、実は様々。エサの種類やスナの性別・年齢によって差が大きいのです。 人間だって、高校生の頃は皿まで食べたいくらいの時期もあるし、おばあちゃんになったら、チョビットでよくなりますよね。 ですから、毎日世話をしながら適切な量を自分で探してあげるようにします。しかし、ある程度の指標がほしいですよね(^^;
 ある専門書によれば、ドライフードであれば一日あたりテーブルスプーン一杯、、つまり、約8gくらいと書かれています。 しかし、シード類を多く含むエサの場合は15gと書いてある本もあります。やはり、毎日の体調を見ながら、毎日少し余るくらい の量を与えるのが良いようですね。
2.エサをあげる時間
スナへのご飯は毎朝一回、同時に水も換えてやるというものが最も一般的なようです。何故かというと 毎朝決まった時間に観察すると、どれくらい食べているかを確認できること、そして、エサが腐ってしまうとか、水飲み瓶の 故障を起こして水が飲めないと言うリスクが小さくなるからです。残ってしまった前日のエサは、出来れば廃棄し、新しいものを 与えるようにしましょう。また、この仕事は毎朝決まった時間に行ないますので、小さい子供の初めての仕事としても最適ですよ(^.^)
3.えさにはどんなものをあげるの?
 欧米では、スナネズミのエサとしてハムスターなどのエサとは独立して、販売されている場合もあります。 しかし、スナネズミのエサは、基本的にハムスターなどの小動物用のエサを流用できます。しかし、ウサギ用・トリ用のエサは向きません。 スナのご飯は基本的に高蛋白低脂肪がよいそうです。具体的には粗タンパク質20〜24%以上、脂質16%以下の数字が示されている小動物用の エサが望ましいようです。ペットショップで、棚に並んだエサの箱を見てみて下さい。多分書いてあると思いますよ。ですから、脂肪分の多い ひまわりの種のようなシード類ばかりを与えるのは好ましいことではありません。因みにウサギ用のエサは、 繊維成分が多すぎる点で、トリ用のエサはタンパク質量が少なすぎる点で、スナには向きません。
 また、乾燥ペレットのエサに加えて、別にフルーツや野菜類を与えることもオススメします。

スナネズミは雑食性。しかし、自然界では特にシード類を好んで食べているようです。でも、実際に飼育する場合は 自然のように色々なものを与えてやることもできません。 以下に我が家で与えてみたエサとその評判、評価について書きますので参考になりましたら(^.^)

ペレット類(主食)
シード類
野菜・果物
その他のおやつ系
ペレット類(主食)
・ラット用固形飼料(J・B・F社 チムチムチップス)
これこそ主食。LACなどでみんなが食べているあれです。あまり好きではないようだけど、配合飼料だけにバランスは抜群!ミネラル分が足りないときに食べていると思う。きっとこれだけ与えて置いても良いのではないかと思う。
・ひかりムスター
これもハムスター用の総合栄養食。主食として使っています。若干の消臭効果(ユッカ)もあってとってもいい感じ。 また、袋入りなので、紙箱入りの過剰包装が多い他のエサよりも少し安価で、しかも地球に優しい気がする商品。 ペレットの歯ごたえがチムチムチップスよりも少々もろいので、歯の伸びすぎが気になるところです。 代わりに削り木を入れるようにしています。
・8in 1ウルトラブレンドPro (輸入元ハッピーホリデー社)
ラベルにスナネズミが写っているので購入。いかにも美味しそうなので、一番のお気に入り。 でも、シード類が多いので少し気がかりです。シード類が多い混合飼料の場合は 出来るだけ、一日の量を丁度にしておかないと、シードばかりを食べて、ペレットを 残してしまうので注意しましょう。
シード

 シード類は、あくまでも補助的なおやつとして与えるようにします。なぜならこれらは一般的に脂肪分がとても多いので、食べ過ぎると太ってしまうんです。
・ヒマワリ
とにかく何をおいても一番の大好物。いくら食べてもちっとも飽きない。特に大粒が好き。ただし、好きだといって、そればっかり食べさせると大問題。成人病になります。スナの成人病って??それは、人間と同じ(^_^)。肥満や腫瘍の発生率が高くなり、当然短命です。我が家では1日3粒までと決めています。 時折、ホームセンターなどのペットショップでは、「ひまわりが主食です」などと指導していますが、これは、絶対に間違いですので、 貴方がスナを大切に思うなら、いくらほしがっても、おやつ程度にしてあげて下さい。
・麻の実
これも、脂肪分が意外と多いので、おやつ程度です。スナは、これも大好きです。
・ピーナツ、ピスタチオ、くるみ など
 もちろんナッツ類は大好きです。しかし、ヒマワリほどではなく時に好き嫌いはあります。 また、おつまみ用のナッツなどは、人間様用に塩気を強くつけてありますので このようなものは与えないようにします。  リスなどは固い殻も簡単に割って中身を取り出して 楽しげに食べてくれるのですが、残念ながらスナはこの様な殻を割ることが出来ません(^^; いつまでも、ゲージの中でごろごろとじゃまそうにしています(^.^)割ってやると喜んで食べますが やっぱり自分の歯の届くところまでしか食べられないんですよね(笑)
・粟粒
 食べる子と食べない子がいます。あまりスナにとってはおいしいものではないのかもしれませんねぇ(^^;
・蕎麦の実
 あまり脂肪分が高いわけではないのに、我が家のスナ達は、みんな好きです。でも、 古くなると食いつきが悪くなるので、やっぱり、新蕎麦が良いみたい!!人間と同じですね。 あ〜おいしい蕎麦が食べたい(笑)
野菜・果物
・生の野菜・果物について
 野菜・果物類は主食に対する副食として与えます。スナは野菜などは概ねよく食べます。キャベツ・白菜・小松菜・セロリ・(レタス)・ニンジン・トマト、  果物もリンゴ・オレンジなどをよく食べます。
 ここで、注意ですが与えてはいけない野菜類についても言及すると、先ずネギ類は禁忌です。 ネギ類には、ネギ・タマネギ・ラッキョウ・ニンニクなどがあります。
 一方、レタスなどは毒性はありませんが栄養価が低いので、あまり補助食としては向きません。例えば ふつうは食べないキャベツの緑色の外側の葉っぱの部分やブロッコリーなどは栄養価が高いでしょうし、 キャベツの芯の部分は、歯を研ぐのに役立つとも言われています。ですから普段の生活の副産物(生ゴミとも言う)を スナに与えるのが丁度よいようです。
 しかし、キャベツの類(キャベツ・ブロッコリー・菜の花など)はあまり大量に与えると 甲状腺機能の低下を招く可能性がありますので、与えるときには、少ない量を時々与えるくらいがよいそうです。
 また、野生の植物や、観葉植物も気を付けた方がいいものが多いようです。毒性を持つものも少なくないからです。 タンポポやハコベなどは毒性も無く良いエサになりますが、家の外に生えているものは、農薬などがかかっている 場合もあり、与えるのには注意が必要でしょう。
 野菜や果物は、当然エサとしては、腐りやすく・痛みやすいですので、与えてから一日経っても残っているようでしたら 残った部分は廃棄するようにします。
 また、今まで野菜を与えたことがないスナちゃんに野菜類を与える場合は、少しずつ与え始めた方が安全です。 急にたくさんの野菜を食べると、少なからず下痢を起こしやすくなるそうですので、徐々に慣らしていく様にしましょう。
・乾燥野菜・果物について
 乾燥野菜は、混合飼料などに入っているもの以外ではあまり与えることはないと思いますが、ビタミン類・ミネラル類の不足なんじゃないかな?? と感じるときに気休め程度に小鳥用の乾燥緑黄色野菜の顆粒を与えることがあります。 こんなもの食べるのかなぁ?という予想とは裏腹に、以外とよく食べます(^^;。やっぱり必要としているんでしょうね。
 乾燥果物には幾つか種類がありますが、どれも甘いせいか、とても喜んで食べます。特にバナナチップは喜びますね(^^;。そこで今まで与えたものの例を挙げましょう。

・バナナチップス
特に大好物!手懐けるための御褒美としてヒマワリの代わりに用意しています。袋を見せただけで狂喜乱舞!!しかし、油で揚げたものもありますので、気を付けて下さい。フライドバナナではなくドライバナナですよ!(^.^)
・乾燥イチゴ  
とっても好きらしいのですが、与えたときにはうっとりして、ふらふらした後熟睡してしまった。まるでお酒が入っていたかのようです?!事の真偽は判りません(^^;。
・干しぶどう
人間と同じ、我が家では食べる子と食べない子がいました(^^;栄養価は高いようです。まぁおやつですね。
その他のおやつ系
・まんま
これは小さな小さなクッキーです。スナ達はこれが好きなんですよ。これを食べているときは頭をなでていても逃げ出しません(^o^)ひまわりは脂肪分が多いので現在はこれがひまわりの代用品です。
・とうもろこし丸のまま
そのままですのでストレス解消にはなると思います。砂場の穴蔵に引っぱり込んで(矢印)ときどき食べているようです。しかし、いざというときの非常食にもなるので、これを導入して以来、安心して出張にいけます。
・ミルワーム
 動物性蛋白も必要かなと思い与えました。生き餌です。200匹入りで200円。 最初は戸惑っていたようですが、よく食べます。でも、これを食べるときだけスナが「ククッ」と不敵な声で鳴くのが不気味。 なんだかスナが野生に帰ったような気がするので、自分としてはあまり与えたくない一品(^^)。 冷蔵庫に入れておけば、しばらく保ちますが、家族の非難は必至です(;;)。 外に置いておくと成虫になってしまいます(笑)。

・塩土
これは、小鳥用の塩土です。何でこんなもの?と思うかもしれませんが、彼らのミネラル補給になると考え、入れてみました。 すると、これまた予想以上に良く囓ります。齧り木がわりにもなっているようですが、健康維持のため、子供のスナがいる場合と、 妊娠中のスナがいる場合には与えるようにしています。


結局さほどお金のかかるものは特にありません。
安上がりなスナちゃんでした。
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